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スリット開き、裏地付きのスカート 2

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スリット開き、裏地付きのスカート 2

⑦裏地を縫う。
 印通りに中表に合わせてまち針で留め、しつけ糸で印の上を縫い、まち針を抜いて、印の2mm~3mm外側をミシンで縫う。印通りにアイロンをかけて、しつけ糸を抜く。これが裏地を縫う時の基本です。
 慣れてきたらしつけをかけなくても大丈夫だと思います。
 裏地は縫いにくいので、思い通りに縫えないこともあると思いますが、ちょっとくらいなら気にしないで進めてください。ひどい時は縫い直しましょう。
 また、裏地は熱に弱いものも多いので、アイロンの温度に注意してください。


 ダーツを縫う。
 この作業は面倒だったら省いてもかまいません。とはいえ、縫うのが基本なので解説を…。

 印通りに中表に合わせてまち針で留め、しつけ糸で印の上を縫います。(青線)
 印の2mm~3mm外側をミシンで縫います。(赤線)
 縫い方の細かい点は表布のダーツと同じです。

 前後すべてのダーツが縫えたら、ダーツにアイロンをかけます。(アイロンの温度に注意して下さい。)
 ダーツはすべて印通りに脇側に倒します。
 アイロンをかけたらしつけ糸を抜きます。糸の穴が気になったら、線が崩れないようにもう一度アイロンをかけます。


  後ろ中心を縫う
 生地を中表に合わせ、印通りにまち針で留め、ファスナーの開き止まりから、スリットの開き止まりまでをしつけ糸で縫います。(青線)
 ファスナーの開き止まりより1cm下げた位置から、ベンツの開き止まりまで、印の2~3mm縫い代側をミシンで縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫いします。(赤線)


 スリット部分をどのように始末するかを決めます。
 下図のような仕上げ方があります。
 裏地のスリット部分に切り込みを入れていない場合は、どちらの仕上げ方も可能です。切り込みを入れている場合は、右側の仕上げ方になります。


 後ろ中心が縫えたら、後ろ中心の印通りに縫い代を片側に倒して、アイロンをかけます。倒す向きは、裏向きに置いた状態で左側です。
 縫ったところだけでなく、ファスナー部分もアイロンをかけます。
 スリット部分を三角に始末する場合は縫い止まりまでアイロンをかけます。四角く始末する場合は開き止まりまでアイロンをかけます。
 アイロンをかけたらしつけ糸を抜きます。
 
 後ろ中心が縫えたら、後ろ中心の印通りに縫い代を片側に倒して、アイロンをかけます。
 倒す向きは、裏向きに置いた状態で左側です。
 縫ったところだけでなく、ファスナー部分も、ベンツの部分もアイロンをかけます。
 アイロンをかけたらしつけ糸を抜きます。

 ファスナー部分の一部を切り取ります。
 間違うとやり直しが出来ないので、表地と合わせて、ウエストの位置、ファスナーの開き止まりの位置、ベンツの開き止まりの位置の印がちゃんと合っているかを必ず確認してください。ずれていたら、印を付け直してください。
 切り取るのは裏向きに置いた状態で一番上にある1枚だけです。後ろ中心線を印通りに、ファスナーの開き止まりまで切り取ります。(赤斜線部分)
 下側の生地は切らないでください。
 表地に取り付けてから切り取ってもかまいませんが、この段階がやりやすいと思います。

 脇を縫います。
 前スカートと後ろスカートを中表に合わせます。
 脇を印通りにまち針で留め、しつけ糸で縫います。(青線)
 ウエスト側の端から、裾側の端まで、印の2~3mm縫い代側をミシンで縫います。最初と最後は返し縫いです。
 縫い代は印通りに前スカート側に倒してアイロンをかけます。(後ろに倒しても大丈夫なのですが、ここでは前側に…)
 アイロンをかけたらしつけ糸を抜きます。


 裾を縫います。
 裏地の裾は型紙通りの長さに裁ってあるはずなので、縫い代が無い状態です。そこで裁ち端から3cmを縫い代とします。
 縫い代を三つ折りにします。三つ折りの幅は1.5cm~2cmです。まち針で止め、しつけ糸で止めます。
 端から1mm位のところをミシンで縫います。最初と最後は返し縫いします。
 脇の折り目が崩れないように気を付けます。
 縫い終わったらしつけ糸を抜き、アイロンでかたちを整えます。



スカートの表地と裏地を合わせる。
 表地で作ったスカートを裏向きの状態で、後ろ側が上になるように置きます。
 裏地で作ったスカートも裏向きの状態で、前側が上になるように、表スカートの上に重ねて置きます。(図ではファスナーとベンツは省略しています)

 表スカートの脇の縫い代と、裏スカートの脇の縫い代を合わせます。表の脇の縫い目の上に、裏の脇の折り目(緑線)を合わせる感じです。まち針で留めますが、縫い代だけに留めるようにします。

 縫い代を糸で縫い合わせます。「中とじ」と言います。
 糸はしろも2本取りが基本ですが、何でも構いません。縫う位置は、上は一番上からでも少し下がった位置からでも、好きな位置から始めてください。下は、裾から10~15cm位開けてください。
 縫い方は図のように、長い目と短い目を繰り返します。長さは適当です。細かく縫う必要はありません。表スカートと裏スカートの縫い代がずれない程度の縫い目で縫ってください。生地によっても違うので、とりあえず縫ってみましょう。粗く縫うので、やり直しも簡単です。あまり引っ張らず、ゆるいかなと思うくらいにして下さい。
 難しそうな書き方になってしまいましたが、適当に縫い合わせれば良いだけです。
 両脇とも縫います。

 裏スカートの前側が、表スカートの前側と重なるように、裏スカートの前側の裾をめくり上げて、表スカート側へ持っていきます。裏向きのスカートにするってことです。


⑨裏地の始末をする。頑張りどころです。
 表スカートと裏スカートの後ろ中心を合わせます。スリットの開き止まりと、ファスナーの開き止まりにまち針を打ちます。
 ファスナー部分の開き止まりは、表の開き止まりより1cm下げた位置に裏地の縫い止まりを合わせます。
 スリット部分は、表地の開き止まりの1cm上に裏地の縫い止まりを合わせてまち針で留めます。
 開きのしるしに合わなくても、少し位なら気にする必要はありません。生地がよれたり、突っ張ったりしないように置くことのほうが大切です。

 ファスナーまわりの始末をする。
 印通りに置きます。
 右側に来る裏地は、表地の後ろ中心の縫い目に合わせて置き、まち針で留めます。
 左側の裏地は、右の裏地の折り目と対称になるように折る位置を決めます(緑線)。
 開き止まりの位置は折るのに無理があるので切り込みを入れます(赤線)。切り込みを入れ過ぎないようにきちんと角の印を付けることが大事です。
 印通りに内側に折り込み、まち針で留めます。
 周囲をしつけ糸で縫い留めます(青点線)。


 スリットまわりの始末をする。
 三角に始末する場合の解説です。
 平らな所で、表地と裏地がよれたりしないようにきれいに置きます。
 スリットの持ち出しの仕上がり位置にあわせて、裏地の裾に印を付けます。(赤線)
 裏地の縫い止まりから裾の印までを直線になるように印をつけて(緑線)、印通りに内側に折り込みます。
 まち針で留めてから、しつけ糸で縫い留めます。(青点線)
 裏地の縫い代になる部分の生地の余分な部分を切り取ります。幅は1cmくらいです。留める前に切ってもかまいません。


 四角に始末する場合です。
 印のとおりに内側に折り込みますが、角を折るのに無理があるので切り込みを入れます(赤線)。切り込みを入れ過ぎないように注意します。
 印通りに内側に折り込み、まち針で留めます。
 周囲をしつけ糸で縫い留めます(青点線)。

 
 ファスナーとスリット部分の裏地を縫いつけます。
 ファスナー周りもスリット周りも同じ作業です。
 図のようにまつり縫いします。間隔は5mm位です。細かくなり過ぎないように気をつけます。
 縦のラインが多いですが、図は横向きです。
 縫い終わったら、しつけ糸を抜いて終了です。

 ここで終わってもいいのですが、せっかくなのでさらに丁寧な仕上げをします。面倒なら次の作業に移ってもかまいません
 ファスナーの裏地のまつり縫いをした周囲、端から5mmくらいのところに「星止め」という作業を行います。
 「星止め」はかなり小さな「返し縫い」のような感じです。5~1cm位の間隔で縫います。裏地の上に点が並ぶようにします。裏地が浮いてこなければ良いので、あまり細かくする必要はありません。
 縫い代にだけ留め、表地を一緒に縫ってしまわないように気をつけます。
 スリットの周りにも使えます。

 スリットを完成させる。
 スリットが浮かないように裾の縫い代に留めます。図の左右どちらでもやりやすいほうで構いません。
 下の図は左側の縫い方です。矢印の通りに進めます。「出」は針を表に出す。「入」は針を刺して入れるという意味です。「千鳥縫い」とか「千鳥がけ」と言う縫い方です。あまり糸を引っ張らないように注意します。

 さらに裏地も縫い留めます。こちらも、あまり糸を引っ張らないように注意します。


 以上でスリットが完成です。
 すでに難関は突破しています。完成までもう少しです。



 続きは次のページ

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