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裾にしたい位置(赤線)から縫い代分を下げた位置で裁断します。縫い代の幅は元のスカートと同じくらいにします。(次の項目④も参考に幅を決めてください)
④ 裁ち端がほつれないように、ロックミシンやジグザグミシンをかけます。
薄地の場合は布端を少し折ってミシンでおさえます。アイロンで折り目を付けておくだけでも大丈夫です。
⑤ 裾にしたい位置で折り曲げ、軽く折り目がつく程度に軽くアイロンで押さえます。
しっかり折り目を付けないほうがいいと思います。⑥ まち針で止めます。間隔はお好みで。
そのまま次の作業に進んでもいいのですが、しつけ糸(糸なら何でも)で仮止めします。
生地がずれない程度の縫い目でザクザク縫います。(玉結びや玉留めにこだわる必要はありません。縫いはじめと縫い終わりを重ねておけば大丈夫だと思います。生地がずれない事が大事です。)
縫い代の脇の縫い目当たりが波打つような感じになる場合があります。
少しくらいならそのままでも大丈夫ですが、気になる場合は、図の赤線ように裾の脇を縫い直します。(青線が出来上がりの位置です)
縫う位置は、裾を折ってきれいに収まる所を見つけてください。
きちんとアイロンをかけて、折り目を無くしてから縫います。(出来上がりの印が無くならないように注意)
縫い始めは出来上がりより上の縫い目に2cmほど重ねて縫います。
縫い終わってから、出来上がり線から下の元の縫い目を解き、アイロンをかけます。
それでも収まらないくらい波打っている場合は、図のように加減を見ながら生地を折りたたみ、アイロンで丁寧に押さえます。
裾全体がカーブしたスカートで、全体が波打っている場合は、しつけ糸を2本取りにし、裁ち端から5mm位の位置を細かく並縫いします(赤線)。
縫い終わったら糸を少しずつ引っ張ります。抜けないように気をつけます。
生地にしわが寄ってくるので、このしわを調節しながら波打たないようにかたちを整えて行きます。
ある程度収まったら、アイロンで押さえながらきれいに整えます。
後は上記のとおり、しつけ糸で縫い止めます。
並縫いした糸はこの段階以降なら抜いてしまってもかまいません。⑦ 脇の縫い代の部分が少しはみ出すのが気になるようなら(緑の部分)、図の赤い部分のようにカットしてください。
「気になる」とは、表地への影響・厚み・見た目などです。
別の切り方もありますが、ここではこのやり方で・・・。⑧ 下図のように縫い代を縫い付けます。
糸の端を玉結びします。(指に輪っかを作って…ではなくても、生地から抜けない程度の結び目が糸の端にあればいいです。)
縫い方は下の図を参考にしてください。(ほかのやり方もありますので、いろいろ探してみてください。)
縫い代側は普通に針を通して構いませんが、表になる側は表に糸が見えないように生地を数目拾います。
絶対1本と言う人もいるようですが、生地の織り糸の様子を見て加減してください。表に糸が見えなければ何本でも構わないと思います。
縫うときはあまり糸を引っ張らないように注意します。ゆるみを持たせつつゆるませ過ぎず・・・。
細かく縫わねばっ!と思う必要もありません。
縫い終わりは、玉止めします。
「玉止めなんて出来ないわっ!」という場合は、返し縫いみたいな感じで、縫い代に糸を何回か通しておきましょう。⑩ 続いて裏地です。
裏地は表の裾の出来上がりの位置で裁断します。
この段階で裁断しても、表地を裁断するときでも構いません。
表地を切らない様に注意してください。⑪ 出来上がりの長さを決めます。
表地の縫い代に1cm程度重なる程度にします。
スカートによっては、もっと短くても大丈夫です。元の長さを参考にしてください。
⑫ 縫い代を三つ折りにします。三つ折りの幅は元の裏地を参考にしてください。だいたい1.5cm~2cm位だと思います。
表地同様にまち針で止め、しつけ糸で止めます。
端から1~2mm位のところを縫います(赤点線)。
手縫いの場合は細かく並縫いでもいいのですが、図のようにまつり縫いする方法もあります。
縫い目は1cm以下を目指しましょう。
表に糸が見えてもかまいません。点が並んでいるように見えるのか理想的です。
縫い終わったらしつけ糸を抜き、アイロンでかたちを整えます。
⑬ 表地と裏地をつなぎます。位置と長さは最初に切ったものを参考にします。
図のようにくさり編みでつなぎますが、糸を何回か渡すだけでもかまいません。
太めの糸が良いのですが、なければ2本取りで行ってください。