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図のような形状の袖口や、パンツの裾の上げ方です。
①裾の位置を決め、印を付けます。
②余分な部分を裁断します。
裾にしたい位置(赤線)から縫い代分を下げた位置で裁断します。縫い代の幅は元の幅と同じくらいにします。
生地を裁つ位置が、元の縫い代に重なるようなら、縫い代を解きます。
図のように仕上げの位置が赤線よりも下なら解く必要があるということになります。
③縫い代を三つ折りにします。三つ折りの幅は元の折り目をを参考にしてください。
まち針で止め、しつけ糸で荒く縫い留めます。
表と縫い代の長さが同じなら、左側の図のようにきれいに収まります。裾に向かって細くなっているものは、表と縫い代の長さが違うため、右側の図のように浮いてしまいます。このまま縫うとしわが出来ます。
袖下や股下の縫い目を下の図のように縫い直します。
左側の図の青点線が元の縫い目です。平らに置き、新しい縫い目(赤実線)を見つけて印をつけると、右側の図の赤点線のようになります。その通りに縫い直してください。
縫い終わったら、元の縫い目をほどいてください。
裾が広がっている場合も同じ要領です。赤点線が「
<」ではなく、「
>」のような向きなると思います。
④端から1mm位のところをミシンで縫います。袖下や股下の辺りから縫い始め、一周します。
縫い終わりは、縫い始めに3~4cmくらい重ねます。
縫い終わったらしつけ糸を抜き、アイロンでかたちを整え、終了です。
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